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株式会社 NTTデータ東北

要介護認定事務におけるAIサービス 『Aitice™(アイティス)』の提供について

2020年11月30日
株式会社NTTデータ東北

 株式会社NTTデータ東北(以下、NTTデータ東北)では、要介護認定事務の自治体が抱える課題を解決するため、要介護認定事務におけるAIサービス 『Aitice™(アイティス)』(以下、Aitice)の開発及び利用受付を開始しました。利用開始時期は、2021年3月を予定しています。

【背景】
 要介護認定者数の増加に伴い、要介護認定事務の自治体職員の負担が大きくなっています。そのなかでも、要介護認定調査票の確認作業は特に時間を要しておりますが、ほとんど効率化できていない分野です。
 NTTデータ東北では、要介護認定事務を取り巻く環境変化による自治体職員の業務負担の課題解決に向けて、AIの活用を検討してきました。

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図1.要介護認定事務を取り巻く環境変化注1とAI活用による課題解決

【Aiticeの概要】
 Aiticeとは、要介護認定事務の認定調査票の内容確認を、AIが人に代わり行うサービスです。Aiticeは、認定調査票に記載の調査結果(基本調査)と記述内容(特記事項)に矛盾が生じていないか整合性の確認を実施します。AiticeのAIエンジンは、PhroneCore注2を利用しており、自治体のセキュアな閉域ネットワークであるLGWAN上で利用可能なLGWAN-ASPサービスとしての提供を予定しています。

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図2.Aiticeの利用イメージ

【Aiticeの特徴】

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図3.Aiticeの特徴

【Aiticeの運用フロー】
 Aitice適用後の要介護認定事務の運用フローは次の通りです。
 調査内容を目検でチェックしていた従来の事務内容と比較すると、Aiticeの推定結果を確認するだけの作業となるため、業務負担の軽減などの課題解決等へお役立ていただけます。

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図4.運用フロー例

【今後について】
 NTTデータ東北では、本サービスのご提供にあたり、2019年12月から郡山市と実証実験を重ねて、Aiticeのサービス化を実現しました。これら郡山市の実証モデルを全国へ普及、展開を目指し、自治体が抱える要介護認定事務の課題解決に寄与したいと考えています。今後、Aiticeは、要介護認定事務の他、文書の整合性確認を行う類似業務へのラインナップ化の検討を進める予定です。

(注1)出典①:厚生労働省 社会保障審議会 (介護保険部会) 第55回会議 「介護分野の最近の動向等について」 (2016年2月17日付)
     出典②:経済産業省 「将来の介護需給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会」 報告書 (2018年4月9日付)
     出典③:総務省 「自治体戦略2040構想研究会」 第一次・第二次報告
(注2)「PhroneCore」は、NTTデータ先端技術株式会社が開発したバックオフィス業務の自動化、効率化に向けた先進自然言語処理ソリューションです。
(注3)「Aitice」は、日本国内における株式会社NTTデータ東北の登録商標として申請中です。
(注4)「Aitice」のAI技術を活用した推定方法は、株式会社NTTデータ東北と株式会社NTTデータ先端技術の特許として出願予定です。

関連記事
・郡山市との「要介護認定事務におけるAI実証実験」に関する最終報告について
 https://www.NTTdata-tohoku.co.jp/newsrelease/20200727.html

・【ニュースリリース】バックオフィス業務へのAI導入を加速する先進自然言語処理ソリューション「PhroneCore」を販売
 http://www.intellilink.co.jp/all/topics/20201013/PhroneCore.html

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