2026年08月21日
プレスリリース
株式会社NTTデータ東北
株式会社NTTデータ東北(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:茂木 孝之、以下「NTTデータ東北」)は、株式会社青森みちのく銀行(本社:青森県青森市、取締役頭取:石川 啓太郎、以下「青森みちのく銀行」)における生成AI利活用の取り組みに対し、導入から定着までのトータルソリューションを提供し、全営業店への展開を支援しました。
本取り組みでは、生成AIツールの提供にとどまらず、安全な利用基盤の構築および導入後の運用・定着支援を組み合わせることで、金融機関における生成AIの実務活用に向けた取り組みを段階的に推進しました。その結果、青森みちのく銀行では、2026年8月より生成AIの利活用が全営業店へと展開され、業務での定着および活用拡大が進んでいます。
【背景】
近年、金融機関においては、業務効率化や生産性向上、DX推進を目的とした生成AI活用への関心が高まっています。一方で、生成AIを業務で活用するためには、情報セキュリティへの対応や利用ルールの整備に加え、導入後の活用定着や運用面での支援が重要な課題となっています。
青森みちのく銀行では、2025年6月にDX推進室を発足し、生成AI活用の検討を進めてきました。そのなかで、生成AIツールの導入だけではなく、安全な利用環境の確保や利用状況の管理に加え、行内で活用を定着させるための仕組みづくりが重要なテーマとなっていました。
NTTデータ東北は、こうした課題に対応するため、生成AIを安心して活用できる環境構築と利用定着に向けた伴走支援を組み合わせることで、生成AI利活用の推進を支援しています。
【今回の取り組み概要】
青森みちのく銀行では、2026年3月よりDX推進室での試行利用を経て、本部行員への展開を段階的に進めてきました。さらに、2026年8月からは全営業店へ展開し、全行的な生成AI活用を推進しています。
NTTデータ東北は、本取り組みにおいて、生成AIツールの提供に加え、Azure基盤の構築、セキュリティ対策、運用監視および伴走支援を組み合わせたトータルソリューションを提供しました。これにより、生成AIを安全かつ継続的に活用できる環境を整備するとともに、全営業店における活用展開を支援しました。
【取り組みのポイント】
(1)生成AIツールの活用
青森みちのく銀行では、生成AIツールとしてneoAI Chat注1を採用し、文書作成・要約や行内規程の検索、情報収集やアイデアの創出などに活用しています。また、行内報告資料や提案書の作成、企画立案支援など、さらなる活用領域の拡大も視野に入れています。
(2)安全な利用基盤の整備
金融機関に求められるセキュリティ要件に対応するため、NTTデータ東北はAzureを活用した利用基盤を構築するとともに、閉域網による安全な接続環境の整備、権限管理および防御態勢の強化を実施しました。また、サービス監視や保守を含む運用監視体制を構築することで、生成AIを安心して活用し続けられる環境を提供しています。
(3)運用定着に向けた伴走支援
NTTデータ東北は、生成AIツールの導入に先立ち、ユースケースの提示やアシスタントの共同制作など、試行期間から伴走支援を行いました。また、導入後も生成AIの基礎知識の習得を支援するとともに、DX推進室での試行利用から本部行員への展開、さらに全営業店への展開まで、段階的な利用拡大や活用定着に向けた継続的な技術サポートを提供しています。

図:本取り組みの全体像注2
【今後の展開】
NTTデータ東北は、今後も青森みちのく銀行における生成AI活用のさらなる定着と活用拡大を継続して支援してまいります。
また、本取り組みで得られた知見を活かし、生成AIツールの提供に加え、安全な利用基盤の構築と運用・定着支援を組み合わせたトータルソリューションを通じて、東北地域の金融機関における生成AI活用の推進を支援してまいります。
【NTTデータの取り組み】
株式会社NTTデータにおいては、金融機関全体のAI活用を推進するために、金融機関向けの共同利用型AI基盤の構築を開始しております。注3
注釈
(注1)neoAI Chat(ネオエーアイチャット)は、株式会社neoAIが提供する、生成AIの迅速な導入・事業活用を可能にするAIプラットフォームです。企業データと生成AIを利用したチャットボットを提供します。
https://www.nttdata-tohoku.co.jp/solution/common/neoAIChat.html
(注2)本取り組みでは、生成AIツールとしてneoAI Chatを採用しています。NTTデータ東北では、お客さまの要件に応じて最適な生成AIサービスを選定し、安全な利用基盤の構築や運用・定着支援と組み合わせて提供しています。
(注3)金融機関向け共同利用型AI基盤に関するニュースリリース
本件に関するお問い合わせ先
■報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ東北 経営企画部
広報・マーケティンググループ
岩附・早坂
Tel:022-721-5533
■製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ東北
金融事業部 営業部 地銀営業担当 佐藤(崇)
ビジネス創発担当 藤村
Tel:022-721-5540
