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要介護認定業務のDXに向けたNTTデータグループ3社のサービスを活用したトライアル実施について

2024年08月28日

お知らせ

株式会社NTTデータ東北

株式会社NTTデータ東北(以下、NTTデータ東北)、株式会社NTTデータ関西(以下、NTTデータ関西)、株式会社NTTデータアイ(以下、NTTデータアイ)は、各社が提供する要介護認定業務のデジタル化に寄与する3サービスを提供し、墨田区にて初の同時トライアルを実施いただきました。

これら3社のサービスの活用は、訪問調査から審査会資料作成における作業のデジタル化を実現し、要介護認定業務の事務効率化に寄与します。また、調査からマスキングまでをデジタル化できる仕組みは例がなく、NTTデータグループ独自のサービスとなります。

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図.サービス導入後の要介護認定業務のデジタル化イメージ

(背景)

昨今、高齢化社会による要介護認定者数の増加にともない、自治体の要介護認定業務も増加している課題が挙がっています。

NTTデータ東北、NTTデータ関西は、以前にも増して逼迫している自治体職員の要介護認定業務を効率化するサービスを提供しています。

NTTデータ東北は、訪問調査結果の際に、被保険者の状況を記載した調査結果をチェックする業務をAIで実施するサービス「Aitice®」を提供しています。従来、調査において、チェック項目とその項目に対する定性的な文章が記載されますが、チェック項目と定性的な文章の整合性を確認する作業に時間を要していました。Aitice®を導入することにより、AIによるチェックが自動的に行われ、事務の効率化を実現します。

NTTデータ関西は、自治体職員等が要介護認定を申請した被保険者への訪問調査の際に、タブレットを活用して実施できるサービス「ねすりあ™」を提供しています。ねすりあ™を活用することで、自治体職員による紙媒体から電子データへの置き換えなどの作業が不要となるほか、後続の事務がデジタル化され、高いセキュリティを担保しつつ、事務作業の効率化を実現します。

NTTデータアイは、要介護認定の審査を行う際の定性的な文章のマスキングをAIで実現するサービス 「aiezmask™」を提供しています。前述の訪問調査等をもとに、外部の委員等で構成される認定審査会によって、要介護認定は行われます。この際、認定審査の公平性を保つため、個人を特定しうる情報のマスキングが必要となります。aiezmask™は、このマスキングをAIにより、定性的な文章のマスキングも可能にする特長があります。

これら3ソリューションを提供することで、訪問調査から審査会資料の作成までをデジタル化し、要介護認定業務の効率化に寄与します。

(今後)

本トライアルで得られた成果をまとめるとともに、NTTデータ東北、NTTデータ関西、NTTデータアイは3サービスの同時展開を進め、全国の共通課題である要介護認定事務の業務負担の軽減に貢献していきたいと考えています。

(※)「Aitice」は株式会社NTTデータ東北の登録商標です。

    要介護認定支援AIサービス Aitice® <要介護認定支援AIサービス Aitice®|NTTデータ東北 (nttdata-tohoku.co.jp) >

(※)「ねすりあ」は株式会社NTTデータ関西のソリューション名です。

    介護認定支援アプリねすりあ™ < 介護認定支援アプリ ねすりあ (nttdatakansai-nestlire.com)>

(※)「aiezmask」は株式会社NTTデータアイのソリューション名です。

    AIマスキングサービスaiezmask™ <aiezmask(アイズマスク) | 株式会社NTTデータ アイ (nttd-i.co.jp)>

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ東北
公共事業部 営業部
E-mail:sales_koukyou@hml.nttdata-tohoku.co.jp
TEL:022-721-5535