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災害情報報告サービス「Disarepo™」の提供開始

2024年03月27日

プレスリリース

株式会社NTTデータ東北

株式会社NTTデータ東北(以下、NTTデータ東北)は全国市町村向けの災害情報報告サービスDisarepo(でぃざれぽ)」の提供を20244月1日より開始します。

【背景・目的】

 NTTデータ東北は、これまで災害時における情報の収集・管理・伝達に関する防災・減災の取組を推進してきました。近年、大規模な災害が多発しており、自治体職員から災害対策本部(以下「本部」と言う)で応急検討を行うために必要な、「避難所・被害現場(以下、「現場」と言う)」からの情報収集に時間と職員の人手が不足しているとの声を多くいただきました。NTTデータ東北は、本課題を解決するために、現場と本部間の容易な情報伝達と、本部での円滑な情報集約を実現するための災害情報報告サービス「Disarepo™」を開発しました。

【災害情報報告サービス“Disarepo”とは】

 Disarepo™は、主に「避難所報告機能」と「被害現場報告機能」を有し、モバイルアプリと本部用ダッシュボードで構成されます。

 現場に派遣された職員のスマートフォンにインストールするモバイルアプリから簡易な操作により状況報告を行うことが可能です。本部の端末では現場から報告された情報をダッシュボード形式で表示し、リアルタイムに集計された結果や統計情報を閲覧することが可能です。このモバイルアプリとダッシュボードを利用することで、現場報告から災害対策本部での応急検討および指示業務のサイクルを円滑に回すことが可能となります。

Disarepo_01-1.png

【主な機能】

 Disarepo™は以下の機能を搭載しております。

Disarepo_02-1.png

【導入効果】

 これまで現場からの状況報告は、主に電話やメールで行われており、本部事務局の担当者は1件ずつ情報を確認し、本部での会議情報として整理しているため、職員の負担と情報の集約に時間を要しておりました。

 Disarepo™を導入することで、本部では、Disarepo™の画面を基に、早期に本部会議を開催し、応急検討に専念することが可能となります。また、本部から現場への情報伝達においては、現場職員のモバイルアプリへの一斉通知機能により、迅速かつ確実に作業指示や情報共有が可能となります。

Disarepo_03.png

【今後について】

 NTTデータ東北は、これまでの防災・減災に関するノウハウを基に、Disarepo™の更なる機能拡張を検討し、自治体の災害業務を支援するサービスを提供して参ります。

本件に関するお問い合わせ先

■報道関係のお問い合わせ先
  ●株式会社NTTデータ東北
   経営企画部:伊藤
   TEL:022-721-5533
    E-mail: kikaku@hml.nttdata-tohoku.co.jp

■製品・サービスに関するお問い合わせ先
  ●株式会社NTTデータ東北
   公共事業部営業部 営業担当:門馬
   TEL:022-721-5535
    E-mail:sales_koukyou@hml.nttdata-tohoku.co.jp