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郡山市との「保育施設入所事務における『RPA-AI連携システム』実装に向けた実証実験」に対する協定締結について

2018年11月26日

プレスリリース

株式会社NTTデータ東北

株式会社NTTデータ東北(以下、NTTデータ東北)は郡山市と、保育施設入所事務における『RPA-AI連携システム(以下、本システム)』の実装に向けた連携、協力に関する協定(以下、本協定)を11月26日に締結しました。
本協定の期間は2018年度内とし、NTTデータ東北は郡山市と共同で現行の業務プロセスを分析し、帳票OCRソリューション(Prexifort-OCR注1)やRPAソリューション(WinActor注2)を適用した場合の業務改善効果を検証します。

【背景】

政府が掲げる「子ども・子育て支援新制度」における、3歳から5歳までの全ての子供たちの幼稚園、保育所、認定こども園の保育料を2019年10月から無償化する措置により、今後、保育施設の入所事務が例年よりも増加するものと想定しています。
いずれの市町村も入所事務の作業が増える一方で、対応できる職員数に限りがあることから、職員の一人当たりの業務負担が増加するなどの課題を抱えております。
郡山市では、これらの課題解決に向けてNTTデータ東北と共同で、本システムの実装による保育施設の入所事務作業の効率化・迅速化等の効果の検証及び実装に向けた条件等の整理を目的とした実証実験を行うこととしました。

【実証の概要】

NTTデータ東北は、これまで働き方変革等の社会課題に対し、帳票OCRソリューション「Prexifort-OCR」やRPAソリューション「WinActor)」などのICT技術を駆使して、お客様の業務改善を支援してきました。
本実証実験では、これまで培ったOCR、RPA等の技術要素を活用して、今後郡山市で増加が見込まれる保育施設の入所申請に関する業務の効率化を目指し、RPA連携OCRシステムの導入効果を検証いたします。

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図1.実証のイメージ

【今後について】

NTTデータ東北では、今回の取り組みで得た知見を活かし、帳票OCRソリューションとRPAソリューションを組み合わせたOCR連携RPAソリューションの本格導入に向けた取り組みを加速させることで、保育施設入所事務の抜本的な業務効率化の実現に寄与したいと考えております。

  • (注1)「Prexifort-OCR」とは、スキャナから取り込んだ画像データより文字情報を抽出し、テキストデータに変換するOCR認識ソフトウェアです。
    申請書や伝票などフォーマットの決まった帳票の読み取りを行う帳票OCRとして、高い認識精度を有しており、幅広い用途への適用と多彩な機能で、データ入力業務の効率化を実現します。
  • (注2)「WinActor」とは、NTTアクセスサービスシステム研究所の技術を核に、NTTアドバンステクノロジ株式会社が開発し、NTTデータが販売元として提供している純国産のRPAソリューションです。WindowsOSのサーバーやパソコンから操作可能なあらゆるアプリケーションの操作をシナリオとして記録し、業務処理の自動実行を簡易に実現します。

・WinActorポータルサイト:https://winactor.com/

・「WinActor」は日本国内におけるNTT-AT株式会社の登録商標です。

NTTデータ東北は個人情報の保護に関する法律、その他関係する法令および条例、ならびにNTTデータ東北の個人情報保護方針を遵守し、個人情報を適正に取り扱います。

本件に関するお問い合わせ先

■報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ東北
経営企画部
担当者:角野(かどの)
電話:022-721-5533

■実証事業のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ東北
公共事業部 営業部
担当者:相場(あいば)
電話:022-721-5535